2012年04月28日
福島・いわきの「松本楼」
前回いわきを訪ねた時のうなぎがおいしくて
震災でお店がなくなってしまったのではないか、という思いもあったいわきを訪ねました。
けれど今回のお店は、以前に訪ねた鰻屋さんとは違っていました。
(店の場所は、駅からの方向等からあまりかわらないようだったのですが‥‥‥)
キモ焼きも頂戴しました。
とろろいも等を載せて、お茶漬けにしても
うなぎをいただきました。
今回いわきを訪ねたのは、うなぎを食べるのも目的のひとつでしたが、
いわき訪問の一番の理由は友人に会うことでした。
大震災直後に電話をかけると
「看護師の自分を除いて、茨城県に避難した」という奥さんのお話でした。
どう暮らしているのか心配で訪ねました。
原発の爆発直後はいわき市内は人はいなくなったけれど
今は通常の生活に戻っているという友人の話でした。
反対に、もう戻ることができない原発直近の村の方のなかには
仮設住宅のある会津若松等の遠いところから、
いわき市へ住まいを求める人が多いようで
不動産屋さんは忙しいということでした。
「放射能に汚染されていないガレキくらいは(他の地方で)引き受けてくれないかな」
と友人はつぶやいていました。
放射能の線量は、私が学生時代に過ごした福島市方面のほうが心配なのだそうです。